症例の紹介

午後から起きる頭痛を治したい。 34歳 女性 公務員

【症状が出た経緯】

30歳になってから、頭痛が現れるようになる。初めは、2週間に1回ぐらいのペースで頭痛が出るたびに頭痛を飲んでいた。次第に、週に1回は頭痛が起きるようになり、ひどい時には、週に2回起きるようになった。鎮静剤を飲むと胃が痛くなるようになったため、薬は飲めなくなり来院する。

(施術開始)

来院時の症状として、後頭部に頭痛があり、手足の冷えを感じる。背筋は丸くなり、姿勢は猫背になっている。背筋の力も低下していた。

イネイト検査を行う。
・後頭骨の微細な傷
・右肺の位置異常

この検査から、頭痛の原因が、肺に位置異常から起きる血流異常と、後頭部の微細な傷によって、首や頭の筋肉に負担がかかりすぎる状態になっていたと考えられた。

(治療後)

後頭部の微細な傷が消失し、右肺の位置異常も正常になる。
来院時にあった頭痛がまったく無くなり、頭がスッキリしたのを実感する。
姿勢もまっすぐになり、背中の丸みがほぼ無くなっている。

その後、頭痛が出ることがほぼ無くなり、体もスッキリしている。手足の冷え感も無くなっている。

(治療後考察)

今回の頭痛は、右肺に呼吸が入りにくくなり、結果的には酸素不足が発生したのが、頭痛の一番の原因だと考えられた。また、後頭部の微細な傷が、頭の筋肉や首に負担をかけすぎてしまったの頭痛には深く関係していた。