症例の紹介

寝ている時や、背伸びをすると足が引きつって止まらない痛みを治したい 35歳 女性 事務職

【来院時の症状】
最近、仕事中の合間に座ったまま足をグッと伸ばすと、
右のふくらはぎが引きつったり、
寝ていても、明け方になると足がつってしまい目が覚めてしまう。

整形外科で、漢方薬を処方されて服用するが改善は無く
痛すぎてストレスが溜まり、なんとか治したいと思い来院する。

【治療開始】
実際に、足をグッと伸ばしてもらうと足が引きつるような不安感があり、
足の裏(土踏まず)もつる感覚がある。

イネイト検査を行う。
・右足の血液が循環障害を起こしている。
・胸椎12番の位置異常および弛緩。
・肝臓の萎縮。

以上の反応があり治療を行った。
治療後、右足の血液循環障害が消失し、血液の流れが正常になる。
また、90%は肝臓の萎縮も正常になるが、残り10%は1時間後に
肝臓の修復が完了する反応がでた。

治療後に、足をグッと伸ばしてもらうと、足が引きつるような不安感が無くなった。
寝ている状態でも、思いっきり伸ばしてもらっても、引きつったり、
引きつるような感覚はまったく無かった。

【2回目治療開始】
前回の治療後からは、仕事中に足を伸ばしても引きつる事が無く、
足の裏もつる感覚は完全に無くなった。
寝ているときも、まったく引きつる事が無く、ぐっすり眠れている。

イネイト検査を行う。
・胸椎12番の位置異常は正常になっているが、に萎縮の反応がある。
肝臓や血液の循環は、正常になって安定している。

治療後、胸椎12番の萎縮反応が無くなり、正常反応になる。

 

【治療後考察】
一般的に今回の足の引きつりは、足の冷えや血の流れが悪いと考えてしまいますが、
根底にある原因が、肝臓であったり、血液が流れる「循環システム」に異常があったのが問題で、特に今回は、仕事で長時間座っている事が多く、腰よりも背中よりの背骨をゆがめ、そこから様々な所に影響を及ぼしていました。
もし、血液の流れや冷えの単純な問題であれば、お風呂で温めたり、
漢方薬などで対応できたはずです。

それでも改善しないとなると、他の場所に根本原因があった為に、
症状が悪化していったと考察されます。