症例の紹介

脳梗塞の後遺症で腰痛が出るのを、治したい! 77歳 男性

【症状が現れた経緯】
1年前に脳梗塞を発症して、右半身が動きにくくなる。その後、歩き方が変わってしまい、引きずるようになる。次第に、腰に痛みを感じ、歩くと痛くなってしまうようになった。マッサージや鍼灸の治療を受けたが、効果があまり無かった。

【施術開始】

体が左に捻れていて、まっすぐするとフラフラしてしまう。右側の感覚が鈍いため、体重は左重心になってしまう。

イネイト検査を行う。
・腰椎3番の位置異常
・仙椎2番の異常反応
・血管に炎症反応

この結果から、腰ならびに骨盤が捻れており、脳梗塞の後遺症以外にも腰に負担をかけていたと考えられる。

【治療後】

腰椎3番の位置異常が正常になり、重心が体の中心に近づいたのを実感する。
足も上がりやすくなったいた。これは、体の重心が中心によることで、片足になってもバランスが取りやすくなった為だと思われる。

【2回目施術開始】

前回の治療後から、腰の痛みがましになっている。
イネイト検査を行う。
・仙椎2番の異常反応
・血管に炎症反応が80%回復している。

【2回目治療後】

仙椎2番の異常反応が正常になり、血管の炎症が消失する。
腰が、まっすぐなり、歩いても腰に痛みがなくなったのを実感し、以前よりも足が上がりやすくなっている。

【治療後考察】

脳梗塞の後遺症によって、自由に手足が動かせない代わりに、体の重心を変え、バランスを取りやすくしていた結果、腰や骨盤が捻れ腰痛へと繋がったと考えられました。

さらに、血管の炎症があった事は、体全身の血流が悪いままとなっていた可能性があり、体に慢性的な疲労を作っていたのも関係していた。