症例の紹介

腕を上げて下ろすと肩に痛みを感じるのを治したい 45歳 女性 主婦

【症状が現れた経緯】

2週間前から、腕を上げて下ろす際に肩に痛みが出るようになる。1週間前からは、腕を下ろした後に疼くような重い痛みに変わってきた。お風呂で温めても痛みは変わら無い。

【施術開始】

痛む場所として、肩関節の内部にあり、腕が垂直よりも下になると痛みが強くなる。
筋力テストを行っても、肩には力が入りにくい状態出会った。

イネイト検査を行う。
・肝臓の萎縮反応
・右上腕二頭筋の硬化萎縮

【治療後】

肝臓の萎縮反応が改善する。
筋力テストを行うと、力が入りやすくなったのを実感する。

【2回目施術開始】

前回の治療後から、腕を下ろすときの痛みが和らいでいる。
右上腕二頭筋の硬化萎縮の原因を更に検査する。
・腰椎3番の位置異常

【2回目の治療後】

腰椎3番の位置異常が正常になり、右上腕二頭筋の硬化萎縮も消失する。
肩を自由に動かしても肩に痛みを感じなくなったのを実感する。

【治療後考察】

今回のケースでは一見、四十肩と思われがちだが、実際には、肝臓の萎縮反応と腰椎のズレから、筋肉が硬化萎縮を起こしてしまったために、関節の内部に重たい感じの痛みが現れたと考えられる。これが、長期間続くと、本格的な四十肩になっていたと思われる。