症例の紹介

首のヘルニアで、指先が痺れるのを治したい。 53歳 女性 事務職

【来院時症状】
2年前に交通事故で首の捻挫と診断され全治3週間と言われる。その後に手の指先が痺れや心臓の動悸が気になる様になり病院へ再受診、首のヘルニアと診断され温熱療法などリハビリを行うが改善せず来院する。

【治療開始】
首を動かすと、前後左右とも動ける範囲が小さくなってしまっていて、動かす角度によっては、指に痺れを感じる。また、朝起きるときに指の痺れと首の倦怠感が強く現れる。

イネイト検査を行う。
・頚椎1番、2番に微細な傷
・右肋骨の微細な傷
・心臓の位置異常

治療後、頚椎1番と右肋骨の微細な傷が回復し正常になる。首を動かせる範囲が広くなったのを実感する。

【2回目治療開始】
前回の治療後から、首が動かしやすくなっているが、右に頭を傾けたときにだけ右人差し指に痺れを感じる。

イネイト検査を行う。
・頚椎2番の微細な傷
・心臓の位置異常

治療後、頚椎2番の微細な傷が消失、心臓の位置異常が消失し正常になる。
心臓の動悸が治った様な感じを実感し、右に頭を傾けても右人差し指に痺れを感じなくなった。

【3回目治療】
現在、指の痺れや心臓の動悸がまったく無くなり、首の倦怠感も感じなくなっている。
イネイト検査を行っても、特に異常反応は無かったが、症状の再発防止も考え、縦貫システム障害を正常になる様に治療をおこなった。

【治療後考察】
交通事故の後遺症は早期にどれだけ異常箇所を直していくかが重要ですが、1つの特徴的なのが、微細な傷である。この傷が残っていると骨自体の耐久性が落ち、ヘルニアなど2次的な症状も発生することも多いのです。