症例の紹介

首を痛めてから、小指の痺れているのを治したい。 53歳 男性 会社員

(症状が現れた経緯)

以前から首をボキボキ鳴らす癖があり、いつも首がだるく感じるのが無くならない。首の整体を受けて2、3日経ってから、左小指に痺れを感じるようになった。

(施術開始)

首を左に倒すと痺れが増し、首に痛みがある。
イネイト検査を行う。
・頚椎6、7番の異常反応
・胸椎5番の異常反応
・肝臓の位置異常

特に、頚椎の異常反応はひどく、微細な傷も確認した。

(治療後)

頚椎6、7番の微細な傷は75%回復し、首を左に倒した時の首の痛みが無くなったのを実感する。胸椎5番の異常反応も消失する。

(2回目施術開始)

前日より首の動きが良くなっている。しびれる感じはあるが、感じ方が変わったように感じていた。
イネイト検査を行う。
・頚椎6、7番の異常反応。微細な傷は80%回復している。
・肝臓の位置異常(前回よりも正しい位置に近づいている。)

(2回目治療後)

肝臓の位置異常が正常になり、頚椎の微細な傷も100%回復する。
首を左に倒しても、痺れが強くなったりはしなくなったのを実感する。
今回の治療で、姿勢が前かがみになっていたのが改善されたのも実感する。

(3回目施術開始)

朝から、指の痺れが無くなっている。
イネイト検査を行う。
・頚椎7番の異常反応

前回の治療から、頚椎6番の異常反応が改善されている。

(3回目治療後)

頚椎7番の異常反応が消失し、痺れに関係する異常反応が無くなる。
その後、しびれる感じが完全に消失する。

(治療後考察)

今回の小指の痺れは、頚椎の異常反応から、胸椎に影響を及ぼして姿勢を悪くしていたが、本人は気にしていなかったが、背筋が伸びると体の疲れが無くなったのを実感していた。この背骨の悪さから、肝臓に圧迫の負担をかけてしまい、位置異常が発生したと考えられる。肝臓の位置異常が長期に渡りあると、血行が悪くなり他の症状が出てく可能性がかなり高くなる。それも未然に防ぐことができたが、首に対して過剰な刺激は危険だというのがよく分かる症例でした。