症例の紹介

15年前からの双極性障害(躁鬱) 50代 女性

50代女性

調理の仕事、ピアノ・編曲が趣味で15年前から今まで双極性障害

※「双極性障害(そうきょくせいしょうがい、英: Bipolar disorder)は、躁(そう)状態(躁病エピソード)と鬱(うつ)状態(大うつ病エピソード)の病相(エピソード)を繰り返す精神疾患である[1][2][3][4]。ICD-10では、うつ病とともに「気分障害」のカテゴリに含まれている[5]。古い呼び名では躁うつ病[6]、あるいは他の名称として双極性感情障害[6]、双極症とも言う。

自殺リスクが高く、20年後の自殺率は6%以上で生涯では10%以上、自傷は30-40%のケースで起こっている[7]。その他の精神的問題(不安障害、薬物乱用など)の併発も多い[7]。」(byウィキペディア)

精神系の薬も現在4種類飲まれています。

一年ほど前から指の震えが出てきて、親指を曲げると途中からブルブルと痙攣し始めます。ひどい時は手全体がブルブル震えるそうです。

朝はマシで、夕方以降はよりひどいそうです。症状が出てから病院や整骨、鍼灸などいろいろ行ったが変化全くなしだったそうです。

他に全身重い、肩・首がコリがきつくわからないぐらい、立っていると船に乗っているように揺れているということでした。

イネイト検査で診るとほぼ脳の問題でした。延髄の右屈曲、左回旋、左脳の屈曲、内旋の状態。さらにその原因は現在飲んでる薬と検出

ただこの系統の薬はいきなり止めると反動が大きいので、身体を治しつつ状態をみて薬を断っていく方向で治療計画を立てる。。

本人に伝えると「では薬をやめないと治まらないのですか?」と言われるので、検査で治ると出るので「対応できる方法がありそうなので頑張ってみましょう」ということで施術してみました。

治療後、起きてもらうと全身のだるさ、こりは消失。

ただ、指のふるえは変化なし。施術時間も少し余っていたこともあり、土曜日にピアノの発表会で本番何とかしたいということが目的で来られていたので、もう少しやってみますね、ということで再度寝てもらってチャレンジ。

指の震えの原因をもっと細分化して検査を入れました。

治療後かなりの改善がみられましたので、今日のところはこれで良しとしました。もちろんまだまだ継続的な治療は必要ですが。