症例の紹介

めまいがあるムチウチ症 42歳 女性 会社員

(来院時症状)
10年前に追突事故で、首をムチウチ症と診断される。その後、首のだるさや鬱雨が定期的に発生している。40歳代になってから、めまいの症状が出るようになり検査したところ、ムチウチの後遺症と診断される。

(施術開始)
立ち座りではめまいは起きなかったが、首を左右に回転させるとめまいが起きた。検査にて、頸部動脈の狭窄、頚椎7番の微細なキズ、心臓に異常反応があった。

この事から、脳への血流が首を左右に回転させた時に、急激に低下する事があり、頸動脈の狭窄と頚椎7番のキズの影響と考えられる。更に、心臓の異常反応から血流の乱れが重なり、めまいが起きやすくなっている。心臓が異常反応になったのは、ムチウチも関係している。

施術後、頸部の狭窄が少なくなり、首をゆっくり動かした場合には、めまいは現れなくなったのを実感する。

(2回目)
前回に引き続き、頸部の狭窄と頚椎7番のキズを回復させ、脳の血流を正常にする。施術後、心臓の異常反応が正常になる。狭窄も更に少なくなる。首を動かすスピードを、前回より早く動かしても、めまいは起こらなくなったのを実感。

(3回目)
頚椎7番のキズを早期回復させるために更に検査を行う。頚椎7番に対しての血液循環障害があった。施術後、頚椎7番の血液循環障害が正常になる。首のだるさが無くなったのを実感し、首を普通に動かしてもめまいは消失する。係累7番のキズが完全回復するにはもう少し時間が必要になる。

(4回目)
検査を行うと、頚椎7番の微細なキズは消失、頸部の狭窄も90%正常になっている。施術後、頸部の狭窄が無くなり正常になる。首を回転させてもめまいは無くなり、だるさも無くなっているのを実感する。症状が完全に安定するまで施術は継続する。