症例の紹介

交通事故で10メートル飛ばされた!その後から全身神経痛になる 53歳 女性

(来院時症状)
5年前に交通事故で10メートルほど飛ばされ、一時意識不明となる。その後、全身打撲の診断され痛みがしばらくは続くと言われてから、そのまま治っていない。別の病院では、神経痛や神経症と診断されるが、特に治療は無かった。様々な民間療法を試すが効果はあまり感じられなかった。

(施術開始)
寝返りやベッド、イスからの移動が痛みのため時間がかかる。その際にどこに痛みがあるかと聞くと全身にあるとの回答。体を触られてもピリピリして痛む。

イネイト検査を行う
・右側頭葉の萎縮反応
・皮膚の水分循環不全
・腰髄の硬化萎縮

この結果から、まず交通事故の影響で頭部を痛めていて、右横側の部分にダメージが残ったままであり、腰髄の神経部分が萎縮を起こし動くたびに、その部分が無理に伸ばされ痛みが出てくる。触るとピリピリするのは、皮膚が過敏反応状態になってしまっていると考えられる。

施術後、皮膚の水分循環症が回復する。しばらくすると、体を触ってもピリピリ感が治まってきたのを実感する。水分補給をいつも以上にするようにと生活指導も行う。

(2回目)
体のピリピリ感はほぼ落ち着いている。施術後、腰髄の硬化萎縮の反応が90%まで回復する。動くときの痛みが軽くなったのを実感する。水分補給はいつも以上にするのを忘れないように指導する。

(3回目)
施術後、腰髄の硬化萎縮の反応は消失し改善する。右側頭葉の萎縮も80%まで回復している。体が以前より軽くなっているのと、体を触られてもピリピリ感が気にならなくなっているのを実感する。

(4回目)
体を動かした際の痛みがあまり無くなっている。施術後、右側頭葉の萎縮が100%正常になり回復する。しばらくは、施術を繰り返しながら施術効果がしっかり定着するようにする。

古傷などもまだ残っているので完治するまでしっかり施術は必要になる。