症例の紹介

変形性椎骨症による首の運動制限 50歳 男性 配送業

(来院時症状)
首コリ感があり、車に乗っている時に左右に動かしにくい事がよくある。首こりがひどくなって首が動かないと思っていたが、最近になり首を動かすと腕に痛みや痺れが出るようになった。病院では、変形性頚椎症と診断される。

(施術開始)
検査にて、頚椎5番から7番にある靱帯が萎縮、頚椎7番にキズ、腰髄に異常反応があった。靱帯の萎縮で、より首の動きが悪くなっているのと、腰髄の異常反応から腰から姿勢が悪くなっているのが考えられる。

施術後、頚椎の靱帯萎縮が70%回復。首を左右に動かした際の痛みが楽になり動かし湯やすくなったのを実感する。

(5回目)
首こり感が以前より楽になっているのを維持している。
施術後、頚椎7番のキズが回復、靱帯の萎縮も85%まで正常になる。首を動かした時に出る痺れが消失したのを実感する。

(6回目)
前回の治療後から痺れは出ていない。施術後、腰髄の異常反応が正常になる。靱帯の萎縮も90%まで回復する。

(7回目)
起床して暫くしてから痺れが出るようになる。検査では、頸部の血液循環不全があり腕に対して正常に血液が巡らない状態になっていた。施術後、血液循環不全は正常になるが、腕に血液が巡るまで少し時間が必要となる。

(8回目)
今回は、腕に痺れは表れていない。検査でも、血液循環障害は消失した状態を維持している。施術後、靱帯の萎縮が100%回復し、首を正常に動かせるようになる。暫くは、首に柔軟性をつけなければならないので、このまま施術を続けていく。