症例の紹介

疲労骨折になりやすい足の指 19歳 女性 大学生

(来院時症状)
マラソンの選手で、よく走る練習をするが、8ヶ月前に足の指を疲労骨折する。3ヶ月後、復帰をするが、すぐに別の指を疲労骨折する。病院では、疲れすぎが原因だとしか言われなかった。

(施術開始)
骨が癒合するには、ある程度時間が必要にはなるが、骨が繋がるまでの間に疲労骨折を起こさないような体作りをする。まず、踵に微細なキズがあり、脂肪組織が減少し異常反応がある。足の骨への血液供給が足りていないのが分かった。
このことから、後ろ重心になり過ぎている事で、足指を使う度合いが強くなり疲労が溜まってしまうのが分かった。
施術後、足の骨への血液供給率がアップする。

(5回目)
今回は、踵への脂肪組織を回復させるために、血液循環を検査し施術を行った。これにより、脂肪組織への栄養が集まり正常な状態になる。

(7回目)
踵の微細なキズは消失する。足の骨も癒合し足を地面に着いても痛みを感じなくなっている。施術後、体重が前に乗っている感じを実感する。

(9回目)
レントゲンで、骨が完全に癒合しているのを確認。施術後、今までは骨折後には足の不安感があったが、今回は、不安感がなく力が入りやすい感じがするのを実感する。今後は、継続して足底のバランスを正常にし、極端に指に負担が掛からないようにしていく。