症例の紹介

突き指の後遺症 26歳 男性 

(来院時症状)
高校生の時にバスケットボールで親指を突き指をする。その後あまり治療をせずそのままにしていた。当時から、指の関節が腫れた状態のままで、指を曲げると痛みが若干あったが最近になって、スマートフォンを持つと痛みを感じるようになる。

(施術開始)
指が8割(完全に曲がるのを10割として)までしか曲がらなく、自力ではそれ以上曲がらない状態。伸ばすのは普通にできる。力を入れると痛みを感じ、特に指を広げながら指を曲げると痛みが強く現れた。
検査では、指の付け根部分の関節と靱帯に石灰沈着があり、親指の神経にキズがあった。親指の神経のキズの影響で、痛みが残ったままになっていた。
施術後、神経のキズが80%まで回復する。スマートフォンを持った時の指の痛みは無くなったのを実感しする。

(2回目)
施術後、神経のキズが95%まで回復。靱帯と関節の石灰沈着が85%まで除去される。指を曲げた際に9割は曲げれるようになったのを実感する。

(3回目)
神経のキズが消失する。指を完全に曲げれるようになったのを実感する。靱帯、関節の石灰沈着も95%以上除去する。このまま、石灰沈着が無くなり炎症反応が無くなれば、関節の腫れは今以上に縮小されるので、痛みは消失したが、しばらくは施術を続ける。