症例の紹介

肩が固まって動かない五十肩 52歳 女性 

(来院時症状)
2年前から肩に痛みを感じるようになり、日を追うごとに腕が上がらなくなり夜間痛も酷くなっていった。痛み止めの効き目もほぼ無く、温熱療法や鍼灸治療を受けても改善はあまり無かった。今はとりあえず痛みの改善と、せめて腕が肩の高さまで上がるようになりたい。

(施術開始)
検査では、肩関節にカルシウム沈着及び循環不全の反応、上腕骨に微細なキズがあり細菌感染があった。胃、肝臓に異常反応が検出される。腕が上がらなくなっているのはカルシウム沈着による問題が考えられるが、根本的にカルシウムが排出されるように循環障害の改善も必要になる。今回は、その部分から回復させていく。施術後、循環障害が75%まで改善する。肩の血流が良くなったのを実感した。

(3回目)
循環障害が90%まで回復。カルシウム沈着も80%まで除去される。腕を動かした時の痛みが和らいでいるのを実感する。

(4回目)
施術後、上腕骨の微細なキズは消失、循環障害は正常反応になる。カルシウム沈着は85%まで除去される。腕肩が軽くなったのを感じ、腕も少し上がるようになったのを実感する。

(7回目)
前回の施術後から夜間痛が少なくなった。施術後、胃の異常反応が正常になり、カルシウム沈着も95%まで除去される。腕が上がりやすくなっているのを実感するが、時間の経過で、さらにカルシウムが除去されていくので、今より痛みは無くなると考えられる。

(8回目)
前回の施術後、夜間痛が治っている。また、痛みは少し残るが腕が肩まで上がるようになった。施術後、肝臓が正常反応になり細菌感染も消失する。痛みは少しはあるが、だいぶ気にならないような状態になってきた。今後は、さらに腕が上がるようにするのに加え、再発しないように施術は続けていく。