症例の紹介

腰の脊柱管狭窄症 75歳 女性 

(来院時症状)
歩くと足が重く歩きにくい。10分程歩いていると、足がだるく痛くなり足が動かなくなる。座っていると痛みが楽にはなるが、しばらくは歩けない状態が続く。

(施術開始)
歩くと足が重だるく感じる原因と、5、6分で足が動かなくなる原因をそれぞれ調べる。検査では、共通した原因に腰椎5番と仙骨の間の神経に圧迫があった。足が動かなくなる原因として骨盤の骨に微細なキズ、大腸の位置異常が関係していると検出される。これにより、しばらく歩くと、大腸が下がり神経に負荷がかかってしまう。

施術後、多少時間の経過が必要ではあるが、骨盤の微細なキズは80%は修復される。

(5回目)
歩ける時間が5分から10分強に伸びる。施術後、腰椎5番と仙骨間の神経の圧迫は70%まで除去される。骨盤の微細なキズは完全に消失する。

(7回目)
最初からある歩く時の足のだるさが無くなり、10分以上歩ける状態を維持している。
施術後、大腸の位置以上が正常の位置に戻る。歩くときに、足の重さがあまり感じ無くなったのを実感する。

(10回目)
多少、痛みやだるさはあるが、日常では十分に生活できるレベルまでに回復する。
神経の圧迫は、ほぼ無くなってはいるが日によって、痛みが強い時のもあるのは、神経の圧迫が少なからず残っているからである。完全に消失するまで施術は必要になる。