症例の紹介

首を前に倒すと、右腕に痺れが出てくる症状 41歳 女性 会社員

(来院時症状)
首コリが酷く、よく頭痛に悩まされていた。ある日、首のストレッチで頭を下に向けて首の後部を伸ばした時に、「ゴキッ」と音がする。それ以来、下を向くと右腕(肩から肘まで)が痺れるようになる。下を向くのを止めると、痺れはすぐに治る。痛みは、首と肩の付け根あたりが一番痛みを感じる。

(施術開始)
首を後ろ、左右に動かした時には、まったく痺れは現れなく痛みなども出なかった。明らかに、頭を前に倒した時だけ首にある神経を圧迫している。

この神経圧迫が、骨のゆがみ・神経の異常・筋肉による影響・脊髄自体の問題の項目で検査を行った。結果は、脊髄自体の問題だと出る。次に、「脊髄の何が悪くなっているのか」を調べると、血液循環不全から脊髄が固まってしまい、それに繋がっている神経までも柔軟性を失っている状態だと分かった。

施術後、脊髄部分の血液循環不全が改善され、80%まで血液が供給されるようになる。
下を向いた際の痺れはまだ現れるが、首の固まっているコリ感は軽減したのを実感する。

(3回目)
前回の施術後から1日経過。下を向いた際に痺れる範囲が縮小しているのを感じていた。
施術後、脊髄の血液循環障害は完全に回復し、血液量も100%供給されるようになった。30分後経過を診ると、痺れが出なくなったのを実感する。

(4回目)
現在、下を向いた際の痺れはまったく現れていない。首コリは、楽にはなっているが、固まりやすく肩首を重く感じてしまうのがある。
検査では、頭部と体幹の位置が悪く、うまくバランスが取れないのが原因と分かったので、バランスが取れるように施術を行った。

施術後、首の重い感じは消失。立ち上がった時に頭が軽く感じた。このまま再発しないように、施術を続ける。