症例の紹介

足が痺れて気持ち悪い!なんとか治したいと来院した脊柱管狭窄症 59歳 女性 パート従業員

【症状が現れた経緯】

1年前に、なかなか腰痛が治らなく病院を受診し、レントゲンとCTの結果から「脊柱管狭窄症」と診断される。その時は、痛みだけで寝起きや、椅子からの立ち上がりで腰が痛いと思うぐらいだった。

しかし、孫が歩けるようになってから中腰で一緒に歩く機会が増え、腰の痛みに加え、
右足の指・足裏に痺れがあることに気づくようになる。
はじめは、歩きすぎで疲れただけだと思っていたが、痺れに気づきだしてから痺れが治ることは無く、足の動きも悪いことから病院を再受診する。

その後、MRIを撮影し出た結果が、腰ヘルニアも合併した脊柱管狭窄症と診断。これ以上ひどくなると、歩けなくなる可能性もあるので、最悪は手術と言われた。


【来院時症状】

右足先すべてに痺れがあり、特に人差し指、中指の痺れが強い。
足の裏は、特に足先側(母指球あたりのライン)に痺れがある。

腰は、丸く目に曲がり猫背になっている。寝起きやイスからの立ち上がりで、腰に痛みが強く出る。

歩くときに、軽く足先が引っかかりやすく、転びそうになることも多い。


【施術開始】

イネイト検査を行い原因の追求
・腰椎5番の微細な傷
・仙髄に細菌感染

さらに上の2つが現れた原因を探る。
・右肺に萎縮反応

・頸髄3番にウイルス感染

この結果から、痺れを出させる原因は腰椎5番や仙髄に存在していたが、
その原因が出た原因(根本原因)は、頸髄3番のウイルス感染と判明。

痺れや腰痛を無くすためには、腰椎や仙髄を治さなければならない。しかし、その奥には頸髄のウイルス感染があり、最初は右肺の萎縮で抑えようとしたが、それに耐えられなくなり、腰椎・仙髄に負担がかかってきたと考えられる。

【1回目治療後】
右肺の萎縮反応がなくなり、仙髄の細菌感染が消失する。
足の感覚が戻ってきた感じがあり、痺れも減少。
歩いた際に、足の引っかかりがなくなり歩きやすくなったのを実感する。

 

【2回目の施術開始】
前回の治療で、頸髄3番のウイルス感染がなくなり、仙髄の細菌感染も消失した。
今度は、腰椎5番の微細な傷を、さらに深くまで検査を行う。

イネイト検査により
・腰椎5番の微細な傷は、初診より40%回復。

微細な傷の残り60%の原因を調べる。
・胃の血流不足

・胃の神経の弛緩反応

検査結果から、胃の血流不足が傷の再生を妨げ、その原因に胃の神経が関係しているのがわかった。

【2回目の治療後】
腰椎5番の微細な傷が、80%まで修復される。
治療後に、検査を行うと残り20%は、少し時間が必要と反応が出る。

イスから立ち上がるときに、腰に痛みがなくなり痺れの感じもかなり少なくなったのを実感する。

 

【3回目の施術開始】
イネイト検査では、腰椎5番の微細な傷は完全に消失。
前回の治療から、足の痺れがほぼ無くなり、寝起きでも腰に痛みが消失している。

イネイト検査を行うと、足の痺れに関係する原因が完全に消失している。
胃の血流をさらに改善んするために治療を行った。

【3回目の治療後】
足が軽くなったの実感。歩いても足先が引っかかるような事もなくなり、症状は完全に完治する。


【治療後の考察】

今回の治療では、痺れの原因は腰など足の神経に関わるところだったが、
その奥には首のところに隠れた原因の存在があった。
しかも、悪くなったあと一度、右肺にも負担をかけていたので、そのままにしていると、 痺れ以外に、肺などの内臓にも何かしら影響が出てきた可能性が高かった。