症例の紹介

1週間に1度は、こめかみに頭痛がする症状をなんとか治したい! 37歳 女性 医療関係者

【症状が現れた経緯】

中学3年生の頃から、頭痛が現れるようになっていたが、睡眠をとると回復していた。就職をしてからは、肩こりの症状が現れるが、頭痛の頻度は変わらなかった。

35歳を超えたあたりから、頭が疲れる。睡眠が取れないなどの症状があったが、特に非常に体が疲れたり、眠すぎて朝起きれないといった症状は出なかった。

病院を受診し、はじめはホルモンのバランスや自律神経の問題かもしれないと言われていたが、検査の結果、ホルモンや自律神経の問題はまったく無かった。

【施術開始】

イネイト検査を行い、根本原因を調べる。
・肝臓の血液循環
・左前頭葉

さらに原因を調べる(深層原因)
・右肺の萎縮反応
・右肺の循環障害

本人曰く、病院で血圧を測ったところ、上下とも通常より10ほど高くなっていた。(高血圧の範囲ではない)

【1回目治療後】

右肺の萎縮反応、循環障害は回復し、左前頭葉も正常になる。
姿勢がまっすぐに伸びたのを実感し、頭の充血感がなくなりすっきりした。

【2回目の施術開始】

施術後は、よく睡眠がとれ目覚めの良かった。よく寝たと実感したのは本当に久しぶりだったとのこと。

イネイト検査では、肝臓の血液循環は80%まで回復している。
残りの20%の原因を調べていく。
・脾臓の硬化反応

【2回目治療後】

脾臓の硬化反応が消失し、肝臓の循環が100%回復する。
体が軽く感じ、頭が冴え渡った感じを実感する。

その後、頭痛や肩こりも無くなったのを実感した。

【治療後考察】

睡眠が取れないが、体調は悪くないという反応と、頭が疲れるは、脳に血液がたまる充血状態である。今回は、血圧が上がりすぎてはいないが、この症状を長期間そのままにしていると、脳卒中など脳血管に異常が現れていた可能性が高い。

脳の血流には、肝臓が関わっているが、肺の萎縮反応があった為、血圧を上げざる得なかったと考えられる。疲れを感じなくても、感覚自体がマヒを起こしている場合も多いので、感じる症状以外にも注意が必要である。