症例の紹介

後頭部に起きる頭痛  32歳 女性  保育士

(来院時症状)
以前から軽い頭痛はあったが、最近になって後頭部ばかり痛むようになる。MRI検査も受け脳には異常がなく、偏頭痛と診断される。薬を飲むと、めまいと吐き気の副作用が現れ仕事にも行けない時がある。

(治療開始)
検査で、頭痛の原因と最近になって後頭部ばかり痛くなった原因の両方を調べる。
頚椎1・2番、脳脊髄液の循環不全と最近になって頸動脈の循環不全が加わったことにより、後頭部ばかり痛みが出ていることが検出した。施術後は、頭部がスッキリ感と体が温かくなったのを実感した。

(2〜5回目)
受診してからは、頭痛の強さの度合いが弱まり仕事にも行ける状態になった。
頚椎1・2番は正常になった。脳脊髄液の循環は首から上に異常反応があり、頸動脈の循環も異常まではないが、正常ではない。この2つの循環を正常にするために、この2つに共通する原因を検査した。結果は、胃に異常反応が現れる。施術後、睡眠の質が上がったと感じ、頭痛もより楽になった。

(7回目)
前回の施術後から頭痛は現れなくなった。脳脊髄液、頸動脈の循環不全は解消した。胃の異常反応も消失したが、生活習慣やストイレスで影響を受けやすい体質なので継続施術を行う。