症例の紹介

膝の痛みで歩くのが辛い。手術をせずに痛みを治したい。 72歳 女性

【症状が現れた経過】

10年前から、右膝に痛みを感じ整形外科を受診。レントゲンで膝の軟骨がすり減っていると診断される。

その後、痛み止めを服用し、サプリメントを摂取していた。
痛みはあるが、歩けないような状態ではなかった。

2年ほど前から膝の痛みが強くなり始め、痛み止めの効きが悪くなっていた。
その後、歩くのもやっとの状態になり来院する。

【施術開始】

筋力テストで、右股関節の筋力低下がある。
イネイト検査を行う。
・S状結腸の位置異常
・右大腿神経の異常反応

施術後、右大腿神経の異常反応が消失し、正常になる。
筋力テストでも右股関節に力が入るようになった。

歩行時の膝の痛みが少なくなったのを実感する。

【2回目施術開始】

イネイト検査を行う。
・S状結腸は70%まで回復している。

残り30%の原因を検査する。
・胆のうの位置異常
・大腸の血流不全

胆のうの位置異常が正常に戻り、大腸の血流不全が回復する。
S状結腸も時間の経過とともに回復している。
施術後、膝を曲げやすくなり、さらに歩きやすくなったのを実感する。

【3回目施術開始】

イネイト検査後、S状結腸が正常になっている。
・右膝関節面に微細な傷

施術後、微細な傷が改善され、回復する。

歩いても全く痛みが無くなっているのを実感する。
その後、痛みはほぼ無くなっている。

【治療後考察】

膝の痛みとして、「軟骨のすり減り」が注目されますが、今回の場合は、S状結腸や胆のうなど内臓の異常から、足の神経に影響していることで膝に負担がかかっていました。
さらに関節の骨に微細な傷があることで、膝の痛みが出てしまっていたと考えられました。